Ts日記

帰国子女だった人

理系帰国子女の大学入試その2〜早稲田まで・早稲田から〜

医学部・薬学部志望の場合を除けば、ほとんどの学生は早稲田大学を受けることになります。*19月に早稲田大学の合格が決まれば気が楽でしょう。また、早稲田の試験はその後にある国立入試に耐えられるかの試金石となります。よって、早稲田を仮目標にするのはほとんどの学生にとって良い選択となります。

 

では早稲田に合格するには・その後の国立に挑戦するには、どのような勉強をすればよいか。私なりの考えを書きます。

 早稲田まで

私は海外在住の間数学の赤チャートを除きほとんど日本の受験勉強に取り組みませんでした。それでも数学ではほぼ満点取れたので、学校での成績がそこそこ良いなら、現地の勉強+3ヶ月の塾での詰め込みで十分間に合うはずです。

 

早稲田から

「早稲田大学に受かり数ヶ月、私は受験勉強の無意味さに悩まされた。」(体験談)    どれだけ高い志を持っていても、早稲田大学というブランドを手に入れると、「あれ、早稲田で問題なくね?」という心が芽生えるものです。なにより私は東大受験しながら、「早稲田でなんの問題があるんだ」と自問自答しました。しかし、現実をみればトップ国立>早稲田の構図はあるので、客観的には頑張ったほうがよいです。頑張れとしかいえない。ではどのような勉強をすればよいか。河合にしろ駿台にしろ講師陣は相当できる方々のはずなので、授業についてこれれば国立受験生に恥じないぐらいのレベルにはなります。しかし、受かるかどうか、その領域に到達するには帰国前から頑張ったほうが良いと思う。特に数学についてははっきり言える。トップの一般生がやる『大学への数学』や過去問にきっちり触れよう。私はこの本に受験三週間前に出会い、感動と後悔を覚えた。運良く東大本試験では二問完答できたが、この本を知っていれば自分の数学のレベルは三段違っただろう。

大学への数学』をやろう→結論

*1:早稲田大学は一次審査がゆるく、大体の学生が本試験を受けられる。また、慶応大学はIBやSATの成績でほぼ決まるので、現地で頑張れとしかいえない。